こんにちは。
今日は先日購入した伊賀の長谷園さんの土鍋 みそ汁鍋をご紹介させて頂きますね。
この土鍋の存在を知ってからずっと気になっていたのですが、今回ようやく手に入れることができました。
長谷園のみそ汁鍋の箱を開けるとその中身は?!そして楽天でも購入可能でした。
ワクワクしながら箱を開けると、みそ汁鍋と、使い方とレシピブック、そして本間数勇商店さんの鍋敷きも付いています。
土鍋ももちろん感激ですが、藁で編まれたやわらかい鍋敷にも感激です。
見た目もとても丈夫そうで、中央に穴が空いていて土鍋を乗せても安定しますね!
この鍋敷きを作った、「本間数勇商店」は昭和25年に新潟県佐渡島で創業されました。
藁の鍋敷きや竹のザルなど、技術やこだわりを受け継ぎ守る職人が
ひとつひとつ地元の素材を使った風合いのある製品を作っているお店です。
心を込めて作ったものは 美しく尊いと改めて思いました。
みそ汁鍋は使う前にひと手間、目止めが必要です。
土鍋は購入してすぐ使用できる訳ではなく、目止めという大切な工程を踏んでようやく使うことができるのです。
目止めをしないといけない理由は?
土鍋の表面には細かい気孔が空いているので、水漏れや汚れの入り込みを防いだり、割れるのを防ぐために目止めが必要です。
特に伊賀土鍋は粗土をつかっているため、お粥を炊いて、でんぷん質で気孔を防ぎます。
以前使用していた土鍋はお米のとぎ汁で目止めをしましたが、長谷園さんの土鍋は必ず「お粥」で目止めをするように購入の際に教えて頂きました。
二つ土鍋を購入したので、そこで使用したお粥を入れたので効率的です。
みそ汁鍋は空焼きもできます。
このお鍋は空焚きもできて蓄熱力抜群なので、色々つかえて便利ですね!
人参とこんにゃくがないのが残念ですが、冷蔵庫にあるもので豚汁を作ります。
まず軽くごま油を引いてごぼうを炒めます。
ずっしりと重くて安定しています。
炒めていても安心感のある安定感です。
出汁を入れて蓋を閉めます。
この色とコロンとしたフォルムが何とも可愛らしいです。
しばらく中火で、熱くなって来たら、野菜に火が通るまで中弱火でしばらくコトコト。
待っている時間も楽しいものです。
火も通ったので、お味噌を入れます。
蓄熱力抜群なのです!
水気を切ったお豆腐をちぎっていれて。ネギを散らして出来上がりです。
蓄熱力に優れ、冷めにくいので食卓に持って行ってもいいですね!
まろやか仕上がりと聞いていましたが、想像以上に美味しい豚汁ができました。
こんなに魅力たっぷりの「みそ汁鍋」ですが、使用にあたっては気をつけることがあります。
土鍋は吸水性があるため、長時間、食材を入れたまま放置しないこと。
使用後すぐに洗剤で洗浄して、水分を完全に乾燥してから収納することです。
乾燥が不十分な状態で火にかけると、鍋に吸収された水分が側面から染み出て焦げることがある為
洗った後は裏返しにして、鍋底を乾燥させます。
ちょっとお手入れに手間がはかかりますが、その分余計に愛着が湧く気がしました。
そして、何と言っても土鍋ですから欠けたりすることもあると思います。が!何と破損した場合は、パーツ販売もしていているので安心です。
これから長いお付き合いになる、この「みそ汁鍋」大切に使います。